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絶体絶命



アンドレア・モティスのアルバムFeeling Goodの2曲目に、Between the devil and the deep blue seaという曲が入っていた。詞の内容もメロディも面白い。
直訳すると「悪魔と深い青い海の間に」という意味なので、ぼくはロマンチックな想像をしたが、これは「絶体絶命」という意味の慣用句らしい。
手持ちの電子辞書に入っているリーダーズで引くと「前門の狼 後門の虎」という訳が載っている。ちょっと違和感があったので、和英や大辞泉を引いてみると、「前門の虎 後門の狼」というのが正しいようだ。前からはトラ、後ろからはオオカミ、というわけだ。

この曲、古いジャズのスタンダードナンバーだ。エラもシナトラも歌っている。ベニー・グッドマンの演奏もある。そう言えばどこかで聞いたような気がする。たぶん聞いているだろう。しかし、モティスの歌で聴くと印象に残る。アレンジもいい。

検索してみると、ジョージ・ハリスンがウクレレ片手に歌っているBetween the devil and the deep blue seaを見つけた。この演奏がしゃれている。
ポールがコンサートでウクレレ片手に、ジョージが作ったSomethingを歌っているが、ウクレレを効果的に使ったのはジョージが先なのかもしれない。
それにしても楽しそうな演奏だよ。

2018/09/25 21:32 | 音楽COMMENT(0)  TOP

意外なところから出てくる



You Tubeを見ていてたまたま見つけた。
女の子がオーケストラを従えて歌っている。
大人が歌うボサノバだよ。
間奏のトランペット、テクニック的にはそれほどでもないと思うが、いい味出してる。
ボサノバになっている。
歌は上手いけどちょっと幼いところが残っているのがひじょうに魅力的。
アンドレア・モティスという。
現在は20くらいか。大人の女性になっている。

この当時はまだ15歳くらい。
共演しているベーシストのチャモロという人が、若い才能あるミュージシャンを育てているらしい。モティスの他にも、You Tubeでたくさん出てくる。

チャモロはスペインのジャズミュージシャンだ。
モティスもスペイン人。

以前紹介したイタリアの現代作家エレナ・フェランテを思い出す。
ノーマークの大きな才能が突然出てくるのがヨーロッパだ。ヨーロッパは奥が深い。


編集者や作家、音楽家など、文化に関わる人は、ヨーロッパの現代文学、映画、音楽などに目を向けたほうがいい。
アメリカだけ見てると底が浅くなる……と思うな。

2018/08/26 21:52 | 音楽COMMENT(0)  TOP

玉さん、上手い!



関係者はなかなか言いにくいと思うから、ぼくが言う。
玉三郎がどう思っているのかは、ぼくは知らない。
ここでは、あくまでもぼくが忖度しています。

女優でちょっと歌が歌えると、シャンソン歌手でございと出てくるのはどうなのか。シャンソンをナメていないか。これならオレの方が上手い、と玉三郎が思ってもおかしくはないし、実際、上手い。ただし、越路吹雪の日本語の“シャンソン”は、ぼくにとっては、it is not my cup pf teaなのだけれども。

NHKの「うたコン」で玉三郎がシャンソンを歌うと知ったとき、きっと上手いんだろな、と思った。玉三郎の気質として、芸として成立しなければ、人前ではやらないだろうと思ったから。では、今までなぜテレビで歌わなかったのだろう。プロの歌手と同じように歌えなければ、人前で歌うべきではない、と考えていたのではないか。で、自分はそこまでは上手くないと思っていたのだろう。しかし、〇〇え〇とか、△△し△△、はては、□川□□までが、シャンソンを歌い出しては、黙っていられなかったのだろうね。この程度なら、オレの方がましだ、と思ったとしても不思議はない……と、これはあくまでもぼくの妄想。

玉三郎は以前からCDを出していて歌手活動もしていたようだが、ぼくは「うたコン」で初めて知った。図書館に、玉三郎が越路吹雪を歌ったCDが入ったので借りてみた。CDでじっくり聴くと、いい声だし、歌、上手いわ。
越路吹雪のシャンソンは、my cup of teaではないが、玉三郎が取り上げている曲は名曲が多い。なかでも「ジュテムレ」が耳に残る。さすがは玉三郎、Je t’aimeraiのrの音をきちんと出している。この辺が凡百の自称シャンソン歌手とは違う。

知っている人はいないかなと、パンフレットに書いてある、バックの演奏者のパーソネルを見ていたら、ヴァイオリンに会田桃子の名前があった。ほぼ全曲に参加している。いい音出してる。特に「最後のワルツ」のバッキングがいい。彼女、ぼくがよく訪問しているシャンソン歌手の方のブログで時々見かける。シャンソン歌手の方と共演しているのだ。

2018/07/30 15:58 | 音楽COMMENT(0)  TOP

迷信 2



スティーヴィー・ワンダーの『迷信』(Superstition)をYou Tubeで検索したら、ベック、ボガート&アピスが演奏している『迷信』の映像が出てきた。
そう言えば、BB&Aの『迷信』があった。昔はレコードを持っていた、確かCDも買ったはず、と、探してみると、CDケースの奥から出てきた。
これは学生時代に後輩がレコードを持っていて、薦められて聴いた1枚だ。当時から3大ギタリストというのがあって、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックだったわけだが、ぼくはそれほどジェフ・ベックには興味がなかった。
クラプトンはクリーム、ペイジはレッド・ツェッペリンと、それぞれビッグなバンドのギタリストだったけれど、ベックのバンドは次々とメンバーを替え、長続きしたためしがなかった。そのためベックと言えばこれ、というものがなかったと思う。

しかし、このアルバムは結構聴いたかな。
ジェフは歌えないので、BB&Aのボーカルは、ベースのティムボガートとドラムスのカーマイン・アピスだった。ぼくら“ドラム小僧”は、アピスのドラミングを真似たものだ。ハイハットをシャッシャッと閉じながら、同時にバスドラを打つ、というスタイルがかっこよかった。You Tubeの映像でも随所でこのたたき方をしている。
アピスとボガートは、スプリームスのカバー、キープ・ミー・ハンギン・オンでお馴染みのバニラファッジのメンバーだった。

で、歌詞を見てみると、2番がスティーヴィーのヴァージョンと違う。
スティーヴィーは、オレに白昼夢を見たままでいさせてくれとか、お前は俺を助けたくないんだろうとか、言っていて、ぼくのように拡大解釈すれば、love songとも取れる、かもしれないが、BB&Aは2番でも、机の上に靴を置くとか、床に置いた箒越しに見るとか、家の中で傘を開くなとか、不吉な迷信を挙げているだけだ。
このアルバムの一曲目は「黒猫の叫び」という曲だ。当時は、「おどろおどろしさ」もロックの一部だったように思う。

2018/06/10 19:18 | 音楽COMMENT(0)  TOP

迷信



英会話のテキストで英語圏の迷信について読んだ。
鏡が割れると7年間不幸が続くとか、梯子の下を通らないとか、13は不吉な数だとか、黒猫を見ると縁起が悪いとか、いろいろ書いてあった。
そこで思い出したのが、スティーヴィー・ワンダーの『迷信』(Superstition)という曲。
13か月の赤ん坊が鏡を割ると、7年不幸が続く、とか、梯子が倒れそうとか、英語のテキストに出てきた迷信が上手く歌いこまれている。
スティーヴィーの歌詞は、時々、難解になる。
この歌もその1つ。
歌詞が今一つ分かりにくい。
ネットで調べると、皆さん解釈に苦戦している。ちょっと拡大解釈し過ぎのようなものもある。
と言っておいてなんなのだが、これってlove songなんじゃないかな、とぼくは昔から漠然と思っている。ただ単に、迷信など信じるな、と歌っても面白くないもの。
迷信みたいな何の根拠もないものにとらわれずに、ありのままのオレを見てよ、と言った含みがあるような気がするけど、どうだろう。特に2番の歌詞を読むと。

2番でsad is my songというフレーズが出てくる。これを拡大解釈しているサイトがあったけれど、これはmy song is sadを倒置しただけ。
直前の行が
~keep me goin’ strongとなっているので、韻を踏むために
~sad is my song
とした、と思うな。

2018/06/08 21:50 | 音楽COMMENT(0)  TOP

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