迷信 2



スティーヴィー・ワンダーの『迷信』(Superstition)をYou Tubeで検索したら、ベック、ボガート&アピスが演奏している『迷信』の映像が出てきた。
そう言えば、BB&Aの『迷信』があった。昔はレコードを持っていた、確かCDも買ったはず、と、探してみると、CDケースの奥から出てきた。
これは学生時代に後輩がレコードを持っていて、薦められて聴いた1枚だ。当時から3大ギタリストというのがあって、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックだったわけだが、ぼくはそれほどジェフ・ベックには興味がなかった。
クラプトンはクリーム、ペイジはレッド・ツェッペリンと、それぞれビッグなバンドのギタリストだったけれど、ベックのバンドは次々とメンバーを替え、長続きしたためしがなかった。そのためベックと言えばこれ、というものがなかったと思う。

しかし、このアルバムは結構聴いたかな。
ジェフは歌えないので、BB&Aのボーカルは、ベースのティムボガートとドラムスのカーマイン・アピスだった。ぼくら“ドラム小僧”は、アピスのドラミングを真似たものだ。ハイハットをシャッシャッと閉じながら、同時にバスドラを打つ、というスタイルがかっこよかった。You Tubeの映像でも随所でこのたたき方をしている。
アピスとボガートは、スプリームスのカバー、キープ・ミー・ハンギン・オンでお馴染みのバニラファッジのメンバーだった。

で、歌詞を見てみると、2番がスティーヴィーのヴァージョンと違う。
スティーヴィーは、オレに白昼夢を見たままでいさせてくれとか、お前は俺を助けたくないんだろうとか、言っていて、ぼくのように拡大解釈すれば、love songとも取れる、かもしれないが、BB&Aは2番でも、机の上に靴を置くとか、床に置いた箒越しに見るとか、家の中で傘を開くなとか、不吉な迷信を挙げているだけだ。
このアルバムの一曲目は「黒猫の叫び」という曲だ。当時は、「おどろおどろしさ」もロックの一部だったように思う。

2018/06/10 19:18 | 音楽COMMENT(0)  TOP

迷信



英会話のテキストで英語圏の迷信について読んだ。
鏡が割れると7年間不幸が続くとか、梯子の下を通らないとか、13は不吉な数だとか、黒猫を見ると縁起が悪いとか、いろいろ書いてあった。
そこで思い出したのが、スティーヴィー・ワンダーの『迷信』(Superstition)という曲。
13か月の赤ん坊が鏡を割ると、7年不幸が続く、とか、梯子が倒れそうとか、英語のテキストに出てきた迷信が上手く歌いこまれている。
スティーヴィーの歌詞は、時々、難解になる。
この歌もその1つ。
歌詞が今一つ分かりにくい。
ネットで調べると、皆さん解釈に苦戦している。ちょっと拡大解釈し過ぎのようなものもある。
と言っておいてなんなのだが、これってlove songなんじゃないかな、とぼくは昔から漠然と思っている。ただ単に、迷信など信じるな、と歌っても面白くないもの。
迷信みたいな何の根拠もないものにとらわれずに、ありのままのオレを見てよ、と言った含みがあるような気がするけど、どうだろう。特に2番の歌詞を読むと。

2番でsad is my songというフレーズが出てくる。これを拡大解釈しているサイトがあったけれど、これはmy song is sadを倒置しただけ。
直前の行が
~keep me goin’ strongとなっているので、韻を踏むために
~sad is my song
とした、と思うな。

2018/06/08 21:50 | 音楽COMMENT(0)  TOP

ジャンヌ・シェラル



雑誌『ふらんす』2018年4月号の特集「フランス語、どこで学びますか?」の「音楽」のところで、フランスの音楽賞の映像をYou Tubeで見ることを勧めていた。
記事では、ヴィクトワール賞Victoires de la musiqueとシャルル・クロ・ディスク大賞Grands prix du disque de l’Académie Charles Crosという2つの賞が紹介されていた。
早速、この2つのタイトルをフランス語で打ち込んで、検索してみた。
ざっと見ただけだが、ひとりお気に入りのシンガーを見つけた。
それはジャンヌ・シェラル
現代フランスでどんな歌が流行っているのか日本にはほとんど伝わってこない、と思っていたが、ジャンヌのCD日本でもたくさん出ていますね。知らなかった。その気になれば情報は取れる、というのがぼくのモットーだが、最近少しサボっていましたね。(慚愧、慚愧。)
もっともうちの近くのCDショップにはフランスのCDなど置いてない。ていうか、近所にCDショップ、あったっけ?
うちの近所では書店より先に、CDショップがなくなった。

それはさておき。
これからもう少し詳しく、You Tubeでヴィクトワール賞とシャルル・クロ・ディスク大賞の受賞者を聴くつもり。

ちなみに、シャルル・クロは、2016年10月8日の記事で取り上げた、あのシャルル・クロのことかと思われる。

2018/05/20 22:06 | 音楽COMMENT(0)  TOP

フランス・ギャルの訃報



1月8日付の読売新聞の訃報欄でフランス・ギャルの訃報を見た。70歳だという。残念だ。しかし、CDをかければいつでもギャルの声は聴ける。
歌手っていいですね。いつまでも作品が残るから。
ギャルについては、「初めての本当のバカンス」に書いたので、ここでは詳しく述べない。

夫に先立たれ、さらに娘も亡くし、引退していた。
アイドル時代にはこんな人生になるとは思っていなかっただろう。
でも、彼女の歌は残る。

2018/01/08 17:27 | 音楽COMMENT(2)  TOP

ビーチ・ボーイズのパーティー



『ビーチ・ボーイズ・パーティ』というアルバムが図書館にあったので借りてみた。これは1965年に出た『ビーチ・ボーイズ・パーティ』のフルバーションである。65年のアルバムは、編集して1曲ずつ入っているが、これは同じ曲が何曲も入っている。
65年のアルバムは一番出来のいいテイクを選んで編集しているようだが、今回のアルバムは、編集前の全録音を収録しているのだ。彼らの会話も曲の合間にたくさん入っている。とてもリラックスした雰囲気で、楽しそうな様子が伝わってくる。
伴奏はアコースティック・ギターとパーカッションと手拍子とハーモニカくらい。歌い方も自由で、途中でやめたり、オペラ風にふざけた歌い方をしたりしているし、ボブ・ディランの「時代は変わる」などは、物まねしたりする。そう、彼らのオリジナル曲は1、2曲しかなく、あとはビートルズの「悲しみをぶっとばせ」「恋する二人」「テル・ミー・ホワイ」、ストーンズの「サティスファクション」(65年版には未収録)など、他のミュージシャンのカバー。これがなかなかいいのですよ。
ぼくたちが学生時代に友達の下宿に集まって、ギターを弾きながら、ワイワイやっていたときのような感じだ。1つ違うのは、ギターだけの伴奏でも彼らは歌が上手いし、ハーモニーもきれいだという点だ。

当時は年に何枚のアルバムを出すという契約になっていたらしく、このアルバムは、枚数をこなすために急遽作ったらしい。パーティということにして、会話も入れて、楽しく歌っているという雰囲気にすれば面白いし、ギター1本の伴奏なら、レコーディング時間がかからない。やっつけ仕事のように思われがちだが、彼らは同じテイクを何度も録音していて、その中から選んでいた。
だから、65年当時のアルバムは、ヒットチャートで、イギリスで3位、アメリカで6位を記録している。
いまから見ると、これはアンプラグドのハシリだとも言える。アンプラグド・アルバムが流行るのはクラプトンあたりからだから、ずっと後なのだが、ブライアン・ウィルソンが既にやっていたとも言えるのだ。苦し紛れだったが。
しかし、苦し紛れでも、こういうアルバムが作れるのが、ブライアン・ウィルソンなのだ。ブライアンの先見性に脱帽。

2017/12/30 22:55 | 音楽COMMENT(0)  TOP

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