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アルファ・オフ・ザ・プラウ 2



前回本のタイトルをAlpha of the Ploughと書いたが、Alpha of the Ploughというのは、ガードナーの筆名だ。高校の先生は、ガードナーのエッセイをこう呼んでいたと記憶している。で、ぼくもそれに倣った。

コラム集Pebbles on the Shoreの最初のエッセイによると、当時(第一次世界大戦前後)、新聞のコラムニストの筆名に星の名前をつけるのがはやったという。それで、ガードナーも、新聞にコラムを頼まれたとき、星の名前を筆名にしたと書いている。
しかし、星の名のついた筆名のコラムニストたちは、次第に消えてゆき、ガードナーだけが生き残った。

あ、言い忘れましたが、ここのPloughは「鋤」ではなく、「北斗七星」のことです。つまり、「北斗七星のα星」というのが、ガードナーの筆名の意味になります。
日本では、北斗七星はBig Dipperと言ったほうが、通りがいいかもしれない。Dipperは「ひしゃく」ですね。

ネットで検索すると、アメリカ英語が Ploughで、イギリス英語が Big Dipperだと書いているものがあるが、これは逆じゃないか。
それにploughはイギリス綴りで、ふつうはplowと書く。辞書にもplowのほうに説明が載っている。
小学館のプログレッシブ、研究社の大英和など、手持ちの辞書にも、ploughはイギリス英語と出ている。
ガードナーはこてこての(?)イギリス人ですからね。間違うわけがない。

ちなみに北斗の「斗」も「ひしゃく」という意味。
「北斗七星」というのは、もともとは英語からの訳語なのかもしれない。

2011/12/13 21:38 | 語学COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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