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初めて台湾語をパソコンに喋らせた男



台湾語の正式な表記法がないことをはじめて知った。たいていは漢字で書けるようだが、漢字では表せない音は、ローマ字であらわしている。

書籍でも町中の看板でも、あれはみんな中国語(北京語)だったんですね。
ただ漢字が簡字体ではなく、繁字体だっただけなのだ。

この本に出てくる台湾人コンピュータプログラマーのアロンは、教会ローマ字と台湾ローマ字を使って、台湾語のデータベースを作っている。

台湾語について語ることは台湾の歴史について語ることだ。
また、日本の植民地統治について、国民党支配下の台湾についても語ることだ。

コンピュータに興味がある方、台湾映画に興味がある方、台湾の歴史に興味がある方などにお勧めです。

アロンは原発の技師だったこともある。
原発の管理がいかに杜撰だったかを、アロンは語っている。
台湾や日本のような地震国での原発は危険だと著者は言っている。
また、日本で建築関係の雑誌の編集をしていたとき著者は、原子力に関して何の知識もないビルのメンテナンス会社の社員から、原発の管理を孫受けしていると、直接聞いたことがあるという。
これは2010年に出た本だが、図らずも著者の心配が当たってしまった。

2012/04/23 16:16 | エッセイCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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