パリのランデブー



村治佳織が出ているので、テレビフランス語講座を見ている。
このあいだは、フランス語の初心者にお勧めのフランス映画として、エリック・ロメールの映画を挙げていた。
ロメールといえば昔、『海辺のポーリーヌ』というのを見た記憶がある。

今回はまず手始めに『ランデヴー・ド・パリ』を見てみた。
三つの話から構成されているオムニバス形式の映画だ。
どの話も、タイトルにあるように男女の出会いを描いている。
というか、ほとんどがナンパの話。
第1話は小話的な要素があって(いわゆるフランスのコント)、ちょっと気のきいた結末だが、ストーリーが劇的に展開するわけではない。他の2話も同じ。
だが、登場してくる男女の対話がおもしろい。自然に何気なく話しているようだが、かなりよく練られていると思う。ロメールの脚本がうまい。
男が女を口説くときの理屈っぽさがいかにもフランス的だ。
各話に出てくる女優が、それぞれ魅力的。(ぼくは特に第2話の女優が好きです。)

パリの街中でライブ撮りしたような映像になっているが、この撮影の仕方もかなり計算されているはず。

よくある何気ない男女の情景を上手に切り取って描いている。

ハリウッド映画に慣らされていると、こういう映画は退屈だと感じるかもしれない。
短編小説のようで、ぼくは好きですが。

2012/06/16 19:29 | 映画COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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