フランスの子どもは食べ物を投げない 2



この本、2012年8月に半分まで読んで紹介文を書いた。
最近、後半を読み終えたので(半年間、読みかけのまま放っておいた)、少し付け加える。

後半では、パリで双子を出産する。
上の娘のビーンは、パリの保育園(クレシュ)のようなところに入る。
ここでも、アメリカとフランスの子育ての違いが浮き彫りになる。
保育園の先生たちは子どもたちを、アメリカ人のように、大げさにほめない。(問題がないときは特に保育園での様子を親に伝えないという。だから、先生から聞こえてくる話は、子どもの問題行動ばかりとなる。)
子どもたちに自立を促すため、自分たちでできることは、すべて自分たちでやらせる。子どもたちの人間関係にも、大人は介入しない。子供同士で解決させるように仕向ける。
日本でもお泊り保育というのがあるが、せいぜい一晩だ。
フランスでは、4歳くらいから1週間ほどのお泊り保育がある。(アメリカ人の著者は、子どもたちは一人では寝たこともない、とてもお泊り保育には参加させられないと気をもむが、参加してみると特に問題はない。)

アメリカ人の著者は、アメリカと180度違うフランス流の子育てに、いちいち心配する。
しかし、自分の子どもたちを見ていて、フランス流のほうが、子どもが育つと実感もする。

去年の8月に、次のように書いた。

アメリカ人の子どもの育て方のひどさを実感できる。(ぼくたち日本人から見るとですが。)しつけをしないアメリカ人、自由すぎる教育、けじめという言葉がない、などの感想が浮かんでくる。しかも親は心配性で、子どもを甘やかす。
フランス人の子育ての考え方は日本人に近い。いや、もっと先を行っている。

後半を読んでもこの感想は変わらない。
いや、もっと強くなる。

前回、「ぼくが読み終わるまでに、翻訳が出てしまうかもしれないけれど」と書いたが、まだ翻訳は出ていないようだ。
興味のある方はもうすこし辛抱していただきたい。そのうち、(たぶん)翻訳が出ると思うから。

2013/03/29 15:27 | 本の紹介COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP |  NEXT»»