ワルツを踊る



本を読んでいたら、登場人物がワルツを踊るというフレーズが出てきて、ワルツを踊ると言えば、ええと、何か思い当たる節が……と、しばらく記憶の引き出しをかきまわして、やっと思い出した。
ブレッド&バターの『ピンク・シャドウ』という曲に、
♪ぼくらはワルツをとてもうまく踊った
という一節がある。
ピンク・シャドウ』は、ブレッド&バターの曲の中で、ぼくのいちばんのお気に入りなのに、すっかり忘れていた。そう言えばここ何年か、ブレッド&バターを聴いていない。
そこで、まず『ピンク・シャドウ』を聴いてみる。
曲もいいけど、歌詞がいい。ぜひ読んでいただきたい
満月、公園の円卓の大理石、月とぼくらの3つの関係、影をピンクのチョークで塗りつぶす、そのピンクの影の上で2人は、裸足で、一言もしゃべらず、顔も見合わせず、とても上手にワルツを踊る。
手垢のついていない、詩的な言葉を選んでいる。一つ一つのイメージがくっきりと浮かび上がってくる。まるでT.S.エリオットの影響を受けた、日本の現代詩人が書いた現代詩のようだ。
そして、なんと言っても、ピンクのチョークを使って、影を塗りつぶすというアイディアがすばらしい。
初めてタイトルをみたとき、ピンク・シャドウってどういうこと、と思ったものだが、曲を聴いて、あっと驚かされた。都会的で、モダンで、しゃれている。
早い段階で山下がカバーしている

久しぶりに、ブレバタを聴いていろいろと思い出したが、それはまたの機会に書く。


2014/02/28 22:35 | 音楽COMMENT(0)  TOP

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