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迷信



英会話のテキストで英語圏の迷信について読んだ。
鏡が割れると7年間不幸が続くとか、梯子の下を通らないとか、13は不吉な数だとか、黒猫を見ると縁起が悪いとか、いろいろ書いてあった。
そこで思い出したのが、スティーヴィー・ワンダーの『迷信』(Superstition)という曲。
13か月の赤ん坊が鏡を割ると、7年不幸が続く、とか、梯子が倒れそうとか、英語のテキストに出てきた迷信が上手く歌いこまれている。
スティーヴィーの歌詞は、時々、難解になる。
この歌もその1つ。
歌詞が今一つ分かりにくい。
ネットで調べると、皆さん解釈に苦戦している。ちょっと拡大解釈し過ぎのようなものもある。
と言っておいてなんなのだが、これってlove songなんじゃないかな、とぼくは昔から漠然と思っている。ただ単に、迷信など信じるな、と歌っても面白くないもの。
迷信みたいな何の根拠もないものにとらわれずに、ありのままのオレを見てよ、と言った含みがあるような気がするけど、どうだろう。特に2番の歌詞を読むと。

2番でsad is my songというフレーズが出てくる。これを拡大解釈しているサイトがあったけれど、これはmy song is sadを倒置しただけ。
直前の行が
~keep me goin’ strongとなっているので、韻を踏むために
~sad is my song
とした、と思うな。

2018/06/08 21:50 | 音楽COMMENT(0)  TOP

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