What a coincidence!



ほぼ毎日散歩している。30分から1時間くらい。
川まで行って、すこし川沿いを歩いてから戻ってくる。
大きく分けると、コースは北回りと南回りとある。
最終目的地はたいてい書店と決まっているが、毎回違う通りや路地を歩くので、その都度違うコースを歩くことになる。コースはあらかじめ決めているのではなく、その日に歩きながら適当に決める。
このあいだも、南回りのコースを歩いて、まっすぐ大通りを戻れば、すぐに書店というところまで来て、急に気が変わった。交差点を左に折れて、小さな商店街に入り、少し遠回りしたのだ。
書店の近くの小さな交差点で信号を待っていると、タクシーが信号で止まり、中から知人がご両親と一緒に降りてきた。
10年ぶりくらいか。お互いに一目でわかった。彼女以前はこの町に住んでいたが、今は東京にいる。娘さんがシンガーソングライターをしていて、生まれ故郷のこの街でライブをやるというので、そのライブを見るために久しぶりにこの街に来たのだという。
ご両親を待たせたまま、信号の前で、お互い変わらないねえ、若いねえ、と久闊を叙した。
急に気が変わって大通りを左折しなければ、彼女に出会わなかった。
偶然とはいえ、面白いと思った。
一期一会という言葉を実感した。

2016/07/22 22:58 | エッセイCOMMENT(0)  TOP

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