シャンソンの名曲2



メロディーに聞き覚えはあるが、タイトルが記憶にない歌もある。
例えば、第4巻の10曲目に入っているダニエル・ダリューの「小さな花」。これ、いい歌ですよ。調べてみると、ザ・ピーナツがカバーしていた。クラリネットの北村英治も吹いている。おそらく、それでメロディーに馴染みがあるのだろう。
ウィキによると、ダニエル・ダリューは「フランス古典派美人女優」なのだそうだ。分かったような、分からないような形容だが、写真を見ていただくと「なるほど古典派美人」だな、と納得していただけるかも。
彼女は女優として活躍したが、歌も踊りも上手かった。なんでこんなに歌が上手いかというと、彼女、もともとコンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽・舞踊学校)で、チェロを学んでいたそうだ。音楽家を目指していたらしい。音楽の才能の方が先なんですね。デビューは14歳の時で『ル・バル』というミュージカル映画だ。
経歴を見ていて驚いた。
ダリューは『ロシュフォールの恋人たち』に出ているのだ。(50分のあたり。)双子の姉妹の母親イヴォンヌ役。『ロシュフォールの恋人たち』は、ぼくの好きなミュージカル映画で、このブログでも何度か取り上げている。しかし、『小さな花』を歌っている歌手と『ロシュフォール』のイヴォンヌが同じ人とは、気が付かなかった。映画はYou Tubeで見ているだけだから解説はない。CDは図書館で借りたものだから、USBに曲を入れただけで、解説をよく読んでいなかったのだ。
この映画、カトリーヌ・ドヌーブをはじめ登場人物は歌っておらず、ボーカルは別にいる。野口久光の解説は、歌手たちについても詳しいが、ダリューに関して、「有名なシャンソン歌手のダリュー」としか書いていない。野口にしてみればダリューは有名すぎて解説する必要がなかったのだろう。まあ、ぼくが無知だったということですね。
役者と歌手を截然と分けている中で、一人だけ演技も歌もこなしている人がいるのは、CDの解説で知っていたが、その時点ではダニエル・ダリューという名前はまだぼくにとって何物でもなかったのだ。
ダリューは1917年生まれ。今年で100歳になる。

2017/07/10 16:35 | 音楽COMMENT(0)  TOP

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