夏の庭



ブラジル出身のギターデュオ、アサド兄弟をご存じだろうか。
NHKFMでたまたま聞いたライブ録音が素晴らしく、ファンになった。
『プレイ・ピアソラ』とか、『ブラジルの魂』とか、CDを何枚か持っているが、NHKFMで放送したライブ演奏をしのぐアルバムはないようだ。
で、アサド兄弟と聞くと、聴いてみたくなる。先日、図書館でアサド兄弟の『夏の庭』というCDを見つけたので借りてみた。映画のサントラ盤だった。全編2人のギター演奏で通している。
映画『夏の庭』は湯本香樹実の小説『夏の庭』を映画化したもの。英訳が図書館にあったので、英訳を読んでみた。
テーマは「人の死」。3人の少年と老人の交流を通して、今の子供たちには身近でなくなった「死」というものを、読んだ子供たちが実感できるように、ウェットでなく、淡々と描く。
児童文学なのでストーリーが予定調和的で、あまりにもよく出来すぎている嫌いはある。だが、映画やドラマには向いていると思う。

英訳がよく出来ている。平易な表現で、無駄なく、テンポ良く訳してある。読みやすい。
葬式の場面、スイカを食べる場面、お好み焼き屋の場面など、日本的なことを英語でどういうのか、よく分かり、面白かった。


2017/10/01 21:10 | 本の紹介COMMENT(0)  TOP

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